中国華東地方に位置する安徽省は、飛行機、鉄道、高速道路のどれをとっても充実しています。安徽省の各種交通網は、合肥市を中心として省内の各地を結び、安徽省と他省とをつなぐ高度な交通システムを形成しています。
空路
合肥市、黄山市、安慶市、阜陽市、蕪湖市、蚌埠市に空港があります。合肥駱崗国際空港は、合肥市中心部から9kmほどの位置にあり、北京、上海、広州、汕頭、深圳、海口、福州、厦門(アモイ)、西安、成都、武漢、鄭州、済南との間を行き来する路線が就航しています。また、省内の黄山、阜陽への路線もあります。
黄山を訪れる際には、黄山屯渓空港へのフライトを利用することができます。北京、広州、上海、合肥、重慶、海口からの直行便が利用可能です。
高速道路
安徽省の高速道路網は合肥市を中心としており、淮南、阜陽、蚌埠、宿县、安慶、宣州、黄山など、省内の主な都市を結んでいます。安徽省では、高速道路での移動が便利です。
鉄道
現在のところ、全部で15本の鉄道路線が安徽省を走っています。上海、武漢、北京、南京など、中国の主な都市に鉄道で向かうことができます。南京から合肥市まではわずか59分、上海からでも3時間程度しかかかりません。