チベットは、中国の西南部に位置し、広大な面積を占めています。高所であり、地形と地質が複雑、厳しい寒さと酸欠で、飛行の難しさは極めて高く、「空中のペナルティ・エリア」と思われていました。しかし、1956年当雄空港が航行できたことにより、天空のチベットに到達することができました。1965年3月1日、民間航空ラサ航行駅が創立されて、ペキン-成都-ラサ線が正式に就航しました。そして、『地球第三階段』という神秘的なチベットは、世界に展開されました。
ラサクンガ空港はチベット自治区ロカ地区クンガ県甲竹林鎮、ブラマプトラ川の南に位置する空港です。「ラサ空港」あるいは、所在地「クンガ」のチベット名をとり「ゴンカル空港」とも表記されます。標高3,500メートルあまりという世界有数の高標高に位置する空港です。空港の海抜は3600メートル、滑走路の長さは4000メートル、幅は45メートル、空港の等級は4Eで、ボーイング747やエアバスなど、大規模な飛行機も離着陸可能な、世界でも最高海抜の民間用空港の一つです。クンガ空港と名が付いていますが、当初、ラサ市までの道のりは100km程あり、専用道路が整備されているとはいえ、市内に行くには1時間半程度かかりました。しかし2005年には大回りしていた川と山脈を貫く道路が完成し、距離が40km以上短縮されました。
チベットに進出したこの『空の橋』は、当地の経済発展に巨大な貢献を与え、主な交通手段になりました。1965年開港以来、ラサクンガ空港は、かつて前例のない程発展しました。成立最初、ラサクンガ空港は、スタッフがわずか16人でしたが、現在は、500人あまりに達しました。飛行機のタイプは、開港の時のタービン?プロペラ式飛行機から、1998年11月にA340大規模の旅客機に至るまで追加されました。今、クンガ国際空港は、国内線数本と国際線1本で、チベットと国内外の交流の重要な航路です。
ターミナルの総面積は、25000平方メートルあり、2010年の旅客取扱数は、110万人に達しています。一層の半分式の鉄筋コンクリートの枠組構造で、中は先進的なコンピュータ管理システムを設けて、人間化のサービスの施設はみなそろっています。
下記のラサから各都市までの就航路線はご参考まで、詳細については中国航空券までご検索ください
航空会社 | 就航都市 |
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チベット航空(TV) | 成都、宜賓,綿陽、重慶、上海虹橋、西寧、太原、蘭州、南京、貴陽、深セン、ニンティ、チャムド、ガリ、銀川、杭州 |
深セン航空(ZH) | 成都 |
海南航空(HU) | 蘭州、西安 |
四川航空(3U) | 成都、重慶 |
中国国際航空(CA) | 阿里-昆莎(アリ‐クンサ)、北京、成都、重慶、加徳満都(カトマンズ)、昌都(チャムド) |
中国南方航空(CZ) | 重慶、広州 |
中国東方航空(MU) | 迪慶(デチェン)、成都、昆明、上海浦東、西安 |
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