現在、河北省は、鉄道、高速道路、水運、航空輸送を主とした四方八方に通ずる綜合立体的な交通網を作り出し、増大する経済の発展と人々の需要に応えようとしています。
空路
河北省の民間用の空港は、石家庄正定空港、邯郸空港、秦皇島山海関空港の3つがあります。
石家庄正定空港は、秦皇島を中心に全国約30の都市と放射状に航空網を形成しています。石家庄空港は、今日では中国の北方での航空重要点であり、国際航空貨物運送基地となっています。
石家庄航空空港は、国家に批准された国際空港で、今ではもう44の航路が開かれており、全国32の都市に通じています。北京、鄭州、長沙、広州、南京、上海などにも航路をもちます。また、石家庄から香港、ロシアなどの国間にも航路も開かれています。そして、承徳と秦皇島に通じる季節性の旅行航路も開かれており、観光客にとって便利です。
秦皇島山海関空港には21の航路があり、上海、西安、昆明、石家庄、大連、沈陽、ハルビン、朝陽、太原、青島、南京、鄭州、広州、煙台、潍坊、済南、長春、フフホトなどの都市に通じています。
鉄道
河北には、京広、京山、津浦、石太、石徳、京包、京秦、京原など15の鉄道線路があります。河北の鉄道は南北を縦断し、東と西とをつなげ、交通輸送の主力だけでなく、北京と中国各地とをつなげる重要点になっています。また、12の省内の鉄道線路もあり、その全長は1005キロです。石家庄鉄道駅は華北平原の鉄道重要点で、毎年旅行が盛んな時期になると、北京から河北承德、秦皇島北戴河、野三坂など有名な景勝区に通じる観光列車が開通し、観光客でにぎわいます。
高速道路
開通している高速道路は京石、石安、石太、石黄、保津、唐津、京秦、京沪、宣大、京張などで、青銀、丹拉、京承、邢威高速道路が建設中です。高速道路は観光客の観光にとって便利だけでなく、観光地に着く時間も短縮します。
内環線の河北区全長は1.75キロで、中環線河北区全長が9.8キロで、外環線と京津唐高速道路も河北区を通過し、中の主鐘河大街は天津市を経る重要な線路です。京津、津榆、津囲道路はともに河北区を起点とします。