中国華北地方に位置し、北京、天津、鄭州、洛陽、上海、瀋陽、武漢、西安といった中国国内の主要都市から遠く離れていない山西省は、中国北部の交通の要衝として重要な役割を担っています。山西省の交通は高速道路と鉄道が中心となっており、それを航空路線が補っています。
空路
山西省には、太原武宿国際空港(太原市)、大同空港(大同市)、長治王村空港(長治市)、運城関公空港(運城市)の、4つの空港があります。太原武宿国際空港には、北京、上海、天津、海口など、国内主要都市との間に直行便が就航しています。大同空港は、北京、広州、上海、武漢、海口、ウルムチ(烏魯木斉)、南京、長春、西安などの大都市と直行便で結ばれています。
高速道路
山西省の高速道路網は、太原、大同、長治、臨汾、侯馬を中心に広がっています。原平市から太原市へ、また、大同市から北京へ、高速道路で直接向かうことができます。また、山西省を取り囲む、甘粛省、寧夏回族自治区、河北省、北京、内モンゴル自治区と高速道路網で結ばれています。
鉄道
山西省を通過する鉄道路線が複数あり、大変便利な交通手段となっています。国内の大中都市のほとんどへ、山西省から鉄道を利用して向かうことができます。