著者:
Lu LaMei
2013/08/21
天津市は四大直轄市(ちょっかつし、省、道といった最上位の広域行政区画に属さず、中央政府の管轄を直接に受ける市である)の一つ、渤海湾地域の経済的中心地であり、中国北方最大の沿海開放都市であります。南北189キロ、東西117キロ、総面積11919.7平方キロ、人口約1100万、41の少数民族が暮らしています。
天津市は華北平原の東北部に位置し、「海河」の河口で東には渤海、北には燕山山脈、西に北京市とも境を接しているため、北京の玄関口として古くから重要視されてきました。
景勝地として「盤山」の山岳風景、「蓟県」の歴史ある長城、「独楽寺」の宗教建築などが挙げられます。また、中国近代史に関するものとして、「砲台」「望海楼」「張園」(孫文が宿泊した所)、「南開大学」(周恩来元首相の母校)などが挙げられます。憩いの場なら「水上公園」がお勧めです。近年、天津駅の増築とともに、古文化街、商店街、食料品の街、サービス業の街、ホテル街なども新たに建設され、観光内容はとても充実しています。
天津の基本情報
- 名称:天津
- ピンイン:tiān jīn
- 所属地区:中国華北
- 別名:津
- 人口:1293.8万人(2010年まで)
- 面積:11,917.3 K㎡