天津アイ(天津之眼)とは大観覧車のことです。天津市河北区の永楽橋の上に建てられ、河にまたがる観覧車としては世界初です。直径110m、最高地点は120mでおよそ35階建てに相当する高さです。高さだけを比べて見ると天津アイはあの有名な「ロンドンアイ」を超す世界一の観覧車です。(しかし実際のところロンドンアイは直径135m、最大収容人数800人と観覧車自体の大きさが天津アイよりも大きいです。)
天津アイのゴンドラの数は48台あり、その外観は360度透明で8人乗りになっています。ゴンドラの中は6畳ほどの広さで中にはエアコンが付いていて広々として快適です。そのため一度に384人の観光客を乗せることができます。1周するのに約30分かかり40キロ先まで見渡すことができます。最高地点に達すると周囲の景色を隅々まで一望できることから、「天津之眼」(天津の目)と名付けられました。
2008年北京五輪の際、聖火リレーは永楽橋を渡りここ天津アイを通過しました。そして2009年4月28日に天津アイは正式開業しました。