三亜は古くから「崖州」と呼ばれ、長い歴史を持ち、文化遺産も豊富です。秦始皇の時代、南方三郡(桂林郡、南海郡、象郡)の一つ象郡の辺境に位置していました。崖州城は宋の時代以前は土城で、南宋慶元4年(1198年)にはレンガで壁を築きました。後の元、明清3時代に拡張され、規模が大きい堅固な街になりました。
都から遠く離れて、昔から三亜はずっと「天崖海角(天地の果て)」と呼ばれています。唐代の宰相韓瑗、名僧鑑真、宋の名相趙鼎、大臣胡銓と紡織家黄道婆なども相続いで崖州に行ったことがあって、当地の経済文化の交流と発展に大きな貢献を果たしたのです。
三亜は海南省の最南端に位置し、中国の唯一の熱帯浜海観光都市です。境内には日光、海水、ビーチ、気候、森林、動物、温泉、洞窟、田園、風情など十大景色が揃っています。また、三亜は2008年北京オリンピック内陸聖火リレーの最初の都市です。